水資源

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水資源に関する考え方

 世界的な水資源の不足は、気候変動リスクと並んで、現在、最も重要な環境問題のひとつです。気候変動による、降雨・台風・降雪パターンの変動が干ばつや洪水を招き、さらには、人口増加や都市化などによる、農業用水、飲料水の不足は、年々顕著になってきています。
 ニップングループでは、大地の恵みに深く恩恵を受けているため、この水資源の不足は大きなリスクとなり得ます。各事業場では、水(上水・井戸水・工業用水)の利用量を把握するとともに、無駄なく有効利用に取り組んでいます。

水使用量と排水量

水使用量と原単位グラフ

2019年度の水使用量と原単位実績
年度 2015 2016 2017 2018 2019
上水使用量
(千m
国内 899 977 985 926 916
海外 28 28 30 36 42
井戸水・工業用水使用量
(千m
国内 1,196 1,291 1,372 1,662 1,828
全使用量
(千m
国内外 2,123 2,296 2,387 2,623 2,786
水使用量原単位
(m/t)
1.16 1.23 1.27 1.38 1.46

排水量の推移グラフ

2019年度の排水量実績
年度 2015 2016 2017 2018 2019
排水量
(千m
国内 1,629 1,781 1,830 1,965 2,163
海外 17 18 22 23 29
国内外 1,646 1,800 1,851 1,988 2,192
排水量原単位
(m/t)
0.89 0.95 0.98 1.04 1.14

水リスク評価

 水リスクに関しては、事業継続への影響を把握するため、国際環境NGOの世界資源研究所(WRI:World Resources Institute)が公開する世界の水リスクを緯度・経度から評価ツールであるAqueductを用いて、国内外の製造拠点(4か国36拠点)における水リスクの評価を定期的に実施しています。
 原材料調達における国別では中国、タイの水リスクが高いことはわかりましたが、生産に多量の水を使うことはないので、大きな懸念はないと考えます。製造拠点別でも、国内の生産拠点は水リスクが低いことがわかりました。

原材料調達地域の水リスク評価:国別
国名 Total Score
日本 1.66
カナダ 0.88
アメリカ 1.85
中国 2.40
タイ 2.67
製造拠点の水リスク評価:事業場別(2019年度実績)
水リスクレベル 事業場数 水使用量 生産量
千m 比率 千t 比率
Low(0-1) 4 329.2 14.4% 93.1 5.0%
Low-Medium(1-2) 29 2,298.9 84.2% 1,752.2 92.2%
Medium-High(2-3) 2 36.8 1.3% 48.4 2.6%
High(3-4) 1 1.8 0.1% 4.4 0.2%

水資源の有効利用

 当社グループは、水の使用量削減や従業員への意識啓発、環境教育を通じた節水意識の向上を推進して、節水に取り組んでいます。排水処理が必要な場合でも環境負荷が少ない方法で処理し、水資源の有効利用に努めています。

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