わかる!ニップン — 成長戦略 —

わかる!ニップン— 成長戦略 —

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2020年度 事業計画

2020年度は当社グループが継続して取組んでいる、基本施策を踏襲した経営基盤強化策に引き続き取組んでまいります。

積極的な投資戦略

日本製粉は、ニップンブランドを冠した製粉事業をコア事業としています。さらに、オーマイブランドを冠した加工食品や冷凍食品をはじめ、食材、中食で構成される食品事業を成長ドライバーとして、幅広い分野へ事業を展開しています。

基本施策のひとつ、「ローコストオペレーションの一層の推進」に取組むため、これまで大型臨海工場の整備・強化、省エネロボット化など積極的な設備投資を実施してまいりました。2019 年度は千葉工場ふすまバラ出荷設備が竣工したほか、現在進行中の設備投資として、福岡工場でのプレミックス工場増設、ニップン冷食株式会社による伊勢崎工場での冷凍食品工場増設、NIPPN(Thailand)Co., Ltd.での冷凍生地製造工場増設、インドネシアでのプレミックス工場新設などを取り進めており、国内外で積極的な設備投資を推進しています。

設備投資の主な目的はコスト競争力の強化にあります。これは、外国産小麦売渡制度の見直し、貿易自由化、市場変化と競争の激化など先行き不透明な状況下でも持続的成長をしていくために、価格競争力を徹底的に高める必要があるからです。同時に商品力・営業力を強化し販売量・売上高を拡大、工場の稼働率を高めることで生産性向上によるコストダウンを実現します。食文化をリードするベンチャー・スピリットは、日本製粉に息づく創業以来のDNA。そして、強固な財務体質がこれを下支えしています。

創業時:明治の最先端ベンチャー企業

1987年(明治30年)
扇橋工場でロール式製粉機による近代的製粉工場を稼働

現在まで:大型臨海工場の整備・強化に積極投資

1924年
横浜工場竣工(日本最初の大規模臨海工場)
1925年
小樽工場竣工
1928年
名古屋工場竣工
1974年
神戸甲南工場竣工
1978年
千葉工場竣工
1985年
福岡工場竣工
1994年
千葉工場の小麦製粉製造設備能力増強(Cミル完成)
1995年
阪神淡路大震災で神戸甲南工場が被災、
能力を増強して年内に復興達成
2006年
千葉工場にて工場能力強化(Dミル完成)
2010〜2012年
神戸甲南工場製粉ライン増強をはじめとする
総額200億円の設備投資
2012〜年
4工場の原料穀物サイロ増強計画発表
(収容量現状20万トン→30万トン)
※2014  千葉工場の原料穀物サイロ収容能力増強

中食事業の拡大・強化に積極投資

2017年6月
埼玉県日高市に工場新設
2017年7月
茨城県土浦市に新会社設立
2019年2月
愛知県知多に新設工場建設

海外拠点の拡大・再構築に積極投資

日本製粉はグローバルな多角的食品企業を目指し、海外事業を推進しています。

日本製粉における海外事業の軸

日本製粉の海外事業では、現地国内市場だけでなく、日本を含む第三国市場へも安全かつ高品質な製品を供給できる体制を整えています。

当社グループは海外企業との提携やM&A、海外輸出拡大などにおいても取り組みを加速化するため、海外事業本部の体制を強化し、引き続きグローバルに多角化をすすめて参ります。

天津全順食品有限公司
  • プレミックス等の製造・販売
上海日粉総合貿易有限公司
  • プレミックス等の販売
上海金山日粉食品有限公司
  • プレミックスの製造・販売
  • 2018年10月営業稼働開始
  • FSSC22000の認証取得
NIPPN(Thailand)Co., Ltd.
  • プレミックスの製造・販売
  • FSSC22000、HALAL等の認証取得
  • タイ国内及び周辺諸国への販路拡大
  • 2018年プレミックスライン増設
  • 冷凍生地製造工場新設予定
Nippon Flour Mills (Thailand) Ltd.
  • プレミックス等の販売
PT. NIPPN FOODS INDONESIA
  • プレミックス等の販売
PT. NIPPN Products Indonesia
  • プレミックス工場新設予定

Pasta Montana, L.L.C.
  • パスタの製造・販売
  • 日本への輸出、米国内の販売
  • 2017年新ライン稼働(能力1.4倍)
NIPPN California Inc.
  • プレミックス等の販売

今後の投資予定

(国内)
  • プレミックス工場増設(福岡、~2020年度)
  • 冷凍食品工場増設(伊勢崎、2021年度)
(海外)
  • NIPPN (Thailand) Co,.Ltd. 冷凍生地製造工場増設(~2020年度)
  • PT. NIPPN Products Indonesia プレミックス工場新設(~2020年度)

M&Aによる新たな事業領域への進出

日本製粉が目指すのはグローバルな多角的食品企業です。事業の多角化は、日本製粉の成長の歴史でもあります。進出した各事業では、価格競争に勝てる「カテゴリーNo.1戦略」を推進しています。食品業界においては、少子高齢化により国内マーケットは伸び悩んでいますが、日本製粉は多角化を進めながら、事業を拡大してまいりました。

今後、総合食品メーカーとして一層の多角展開を進めていくために、当社のビジネスとのシナジー効果が期待できる事業領域での業務提携やM&Aにも積極的に取り組んでまいります。

5,000億円企業を目指して

日本製粉は、創業以来のベンチャー精神にのっとり持続的な成長を続けていくための設備投資で競争力を高めていきます。そしてその先にグローバルな多角的食品企業としてさらなる成長目標を見据えています。長期ビジョンとして、2020年3月期の約1.5倍となる売上高5,000億円を目指しています。このために、一層の事業拡大を図るとともに、コスト競争力の強化に取り組み、持続的な成長を続けてまいります。

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