日本製粉の研究開発 / 研究成果レポート / パミスエキス

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未来の肌を美しくする力

歯の本数が食事のおいしさに関わる

歯の平均本数(ヒトの成人の歯の総数は32本)

グラフ:臨床試験

多くの日本人が虫歯、歯周病により歯を喪失しています。
日本人の歯の平均本数は40歳代で約27本、85歳以上ではわずか9本以下となっています。
食事がおいしいと感じている人は、平均で約20本以上の歯があることから、健康な歯を維持することは、幸せな食生活をおくるために必須と考えられます。

虫歯・歯周病予防の目新しい素材は少ない

歯を喪失させる原因の約75%が虫歯と歯周病によるものです。
そのような社会的背景の中で、虫歯、歯周病を予防する為の食品素材はキシリトールやカテキンに頼っており、新たな素材を見つけることが早急に求められています。

歯の喪失原因

グラフ:歯の喪失原因

虫歯・歯周病予防食品素材の市場規模

虫歯・歯周病予防食品素材の市場規模

ブドウの搾り粕に注目

パミスについて

パミスとはワイン製造時等に残る、ブドウ等の搾り粕のことです。
パミスはブドウの果皮・種・梗などの混合物から構成され、オレアノール酸や、アントシアニンなどのポリフェノール類が含まれています。
パミス中に含まれるオレアノール酸は、虫歯菌などのレンサ球菌の増殖を特異的に抑制することが分かっています。
また、オレアノール酸はワイン中には移行しないため、大部分が搾り粕中に残っています。

虫歯菌の増殖を阻害

不溶性グルカン合成阻害試験

不溶性グルカン合成阻害試験

虫歯菌は糖を原料として、不溶性グルカンを合成します。
この不溶性グルカンの中で虫歯菌が増殖し、プラーク(歯垢)を形成します。
プラークの中で虫歯菌は酸を産生し、これにより歯が溶かされて虫歯になります。
オレアノール酸はプラークの元となる、不溶性グルカンの合成を阻害することがこれまでに報告されています。

プラゼボを大幅に上回る抑制効果を確認

ニップンパミスエキスを用いたヒト臨床試験

ニップンパミスエキスを用いたヒト臨床試験

パミスエキスを含んだタブレットとプラセボ(パミスエキスを含まない)タブレットを実際に被験者の方々に摂取して頂きました。
プラセボ群のStreptococcus mutans(以下、S.mutans)数の変化率を1とした時の、パミスエキス摂取群のS.mutans数の変化率を求めた結果、パミスエキス摂取により、唾液中のS.mutansの増殖が抑制されることが確認できました。

※試験前後で唾液量・唾液pHに変化は見られませんでした。 (2011年9月 日本食品科学工学会第58回大会(仙台)にて発表)

人々の歯の健康に貢献

前述のように、多くの日本人が虫歯、歯周病に悩まされています。
そのような中で厚生労働省は8020運動(80歳になっても自分の歯を20本以上保とう)を呼び掛けており、今後は歯の健康を意識した食品が求められると考えられます。

パミスエキスは、歯磨き粉などの口腔ケア商品はもちろん、アメやガムなどの菓子類にも活用でき、虫歯予防や歯周病予防の効果が期待できます。

菓子類、口腔ケア用品の新素材に

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