毎日をすこやかにする力ローズマリーエキス

PART 1

「こころの健康」の重要性

日本ではストレスやそれに関連する障害を抱えている方の人数が増えております。またストレスはうつ病や精神疾患だけではなく、睡眠障害、生活習慣病など他の病気の原因の一つとも言われています。

その中で、2013年には健康経営に関わる閣議決定がなされ、2015年にはストレスチェック制度が義務化されるなど、健康増進を図るうえで、ストレスを軽減し、こころの健康を維持することが重要課題とされてきています。

精神疾患を有する外来患者数

様々な植物油中のα-リノレン酸含量の比較
出典:厚生労働省「令和6年版厚生労働白書」

PART 2

エッセンシャルオイルの搾り粕に注目

ローズマリーは地中海地域原産のエッセンシャルオイルの原料として知られているハーブであり、ロスマリン酸を始めとするポリフェノールや、カルノシン酸やカルノソールといったジテルペンなどの天然生理活性物質が豊富に含まれています。
また、これらの生理活性物質はエッセンシャルオイルの搾り粕中に残っています。

地中海地域原産のエッセンシャルオイルの原料

ストレス(モヤモヤとした心情)の抑制効果

1. 作用メカニズム

ストレスの一種である「モヤモヤとした心情」は自律神経系のバランスや脳内の炎症が密接に関わっています。
ローズマリーエキスに含まれるロスマリン酸やカルノソール、カルノシン酸は快楽・幸せホルモンの分泌を促し、自律神経系のバランスを整えます。また炎症性サイトカインの動きを抑えるため、炎症を抑制します。
これら3成分の炎症抑制作用と自律神経系を整える作用が複合的にはたらき、モヤモヤとした心情の緩和に寄与します。

作用メカニズム

2. ヒト臨床試験

ロスマリン酸、カルノソール、カルノシン酸を含むローズマリーエキス摂取がストレスに及ぼす影響を調査するため、ヒト試験を行いました。

<試験概要>
対象者  :
20~60歳の男女44名、平均年齢44.9歳
デザイン :
プラセボ (偽薬) 群22名、ローズマリーエキス群22名
摂取期間 :
4週間摂取
試験食  :
ロスマリン酸 6mg、カルノシン酸およびカルノソール 8mg(ローズマリーエキス 240mg相当)
評価項目 :
気分プロフィール検査 (POMS2)
※気分プロフィール検査 (POMS2):「怒り-敵意」、「混乱-当惑」、「抑うつ-落込み」、「疲労-無気力」、「緊張-不安」、「活気-活力」、「友好」の7尺度とネガティブな気分状態を総合的に表す「Total Mood Disturbance (TMD) 得点」から気分状態を評価するアンケート形式の検査

<試験結果>
ローズマリーエキス群で、プラセボ(偽薬)群と比較して、摂取開始2週目以降からネガティブな気分状態を表す「混乱-当惑」のスコアが有意に改善いたしました。

ローズマリーエキス摂取がストレスに及ぼす影響を調査

PART 3

ローズマリーエキスの力で、こころの健康に貢献

前述の通り、日本では「こころの健康」を維持することが、ひとがいきいきと自分らしく生きるための重要な条件とされており、様々な取り組みがなされています。
その中でニップンはローズマリーエキスの力で、多くの人たちがすこやかな毎日を送ることができる未来に貢献することを目指します。