肥料を与える時期としては、元肥(種まき前)のほかに、分けつ肥(12~2月)や穂肥(ほごえ)(出穂前40~50日、茎立ち前)があります。こうして肥料を追加する「追肥(ついひ)」は、麦の生育時期にあわせて肥料を分けてやる方法で、小麦農家など収穫量と品質が重要な場合に必要とされるものです。追肥を行う場合には、1m四方に化成肥料を30gほど根の近くにまきます。