芽が出たら

第3回

1. 地上に芽が出た頃のはい乳。水をすって乳のようになります。
2. 2枚目の葉が出た頃のはい乳。少し減っています。
3. 3枚目の葉が出た頃のはい乳。ほとんどなくなりました。
4. はい乳が空になると、葉ででんぷんを作るようになります。

『ムギの一生』より

はい乳が空になる頃、麦は、自分で根から水や養分を吸い取り、光を利用して、葉ででんぷんを作って生長していきます。

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種まきからおよそ1ヶ月後、葉が4つほどついた頃に麦踏みを始めます。
関東では、11月の下旬の頃です。天気予報で霜注意報(0℃付近まで気温が下がる)がでるような地域では、その前に麦踏みをしておくのがいいでしょう。

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麦踏みは土が乾いた状態で“かにの横歩き”のように麦の上全体を踏んで歩きます。繰り返し、何度踏んでもかまいません。ぺしゃんこになっても心配いりません。麦の茎は4、5日もすれば立ち上がってきます。

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この後、1ヶ月後の12月下旬、年が明けて、1月中・下旬、2月中・下旬の計4回くらい麦踏みをおこないます。同じ要領で土が乾いた状態の麦踏み日和に実施してください。
3月に入ると、気温が上がり、麦は茎立ちしてくるので、麦踏みをしてはいけません。

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麦踏みをするとこのような効果が期待できます。1.	麦の倒伏(とうふく)を防ぐ。	2.「分けつ」がよく出る。1粒から多ければ数十本の分けつ茎が出る。	3.	親茎が伸びすぎるのを防ぐ。	4.根の張りがよくなる。	5.霜柱が立つ地方では凍み上がりで枯死するのを防ぐ。

麦踏みをしなくとも育ちますが、麦踏みをすることで、より多くの実がとれるようになります。

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分けつって何?

写真は茎の根本を縦に切ったところ。一本の根本から左右に茎が分かれて伸びることを分けつといいます。

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このあと、地上では収穫の実となる穂の赤ちゃんとも言える幼穂(ようすい)が茎の中ででき始めます。
これは生長途中の幼穂(ようすい)をむいてみたものです。

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やがて4月ごろまでに、このように生長していきます。

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寒い冬を過ぎて春を迎える時期には畑の様子は一変。
小麦も茎が元気よく伸び、同時に雑草も虫も活発になります。
生育観察にはいい時期です。土寄せなどの作業もあります。

第4回 茎が伸びはじめたら

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