坂本雄次の訪問!ウエルネス人 vol.4 柴田亜衣さん

柴田亜衣

1 金メダルから7年~気持ちの変化、生活の変化

フラッシュバック!アテネの金メダルレースを語る

坂本雄次さんと柴田亜衣さん
撮影協力:セントラルフィットネスクラブ自由が丘

坂本雄次 (以下坂本)
5月14日で29歳になりましたね。おめでとうござまいす。

柴田亜衣 (以下 柴田)
ありがとうございます。

坂本  アテネオリンピックの競泳の女子自由形800mで金メダルをお取りになったことが鮮烈に印象に残っています。
昔、私たちがほんとに小さかった頃、日本は水泳がすごく強くて、水泳ニッポンという言葉も生まれ、オリンピックだけでなく、いろんな大きな大会で日本人選手が活躍して記録を出していましたが、その後は結果を出せない時期が長く続いた。
そういった中で、800mのしかも自由形で、金メダルを取るっていうのはすごいなとスポーツファンとして思いますね。
メダルを獲得するまでは、何回も予選があって、だんだん実力がある人間が絞り込まれてきて、最後の決勝のレースは、スイマーの技量の差っていうのはかけ離れていないですよね。800m自由形の決勝のレースは、泳いでいる時、両脇の選手を見ることはできましたか。

柴田 私は、両脇の選手を見ることができました。

坂本  ということは、自分がどのあたりのポジションにいて、最後の25mあたりに来た時に、どういうところにいるかもわかるの?

柴田  わかりますね、だいたい。私は3コースだったので、全部わかりました。

坂本  なるほどね。最後、ゴール直前はどんな状態だったんですか。

柴田  私が3コースで、ずっと先頭で行っていた選手が隣の4コースだったんですね。私は2番手争いを他の選手たちとしていたのですが、600mを過ぎて、最後の200mくらいから徐々に追いついてきて、750mで並んだんです。

坂本  最後はタッチの差でしたか?

柴田  そうですね。でも私はタッチした時にもう「勝った」ってわかっていました。ずっと横を見て泳いでいたので。それまでは3回に1回の呼吸で、右、左、右、左で動きを見ていくんです。最後の50mは、自分が左手にいて相手が右手にいたので、右ばっかり呼吸をして「もうここまできたら、この人には負けたくない、ただこの横に泳いでいる人に勝ちたい」って思って最後の50mを泳いでいただけです。
だから着いた時は「金メダル」ではなくて「勝った!」という感じでした。

坂本  勝負という感覚が強かったんですね。だけど、舞台が舞台ですからねぇ。
単純な勝ち負けで勝利できないという気がしますけどね。今日、プールサイドでご一緒して、やっぱり立派な体をしているなあとつくづく感心しましたし。
アテネでは、マラソンの野口みずきさんも金メダルをお取りになりましたね。
今度機会があったら本物の金メダルをぜひ拝見したいですね。
けっこう重いものなんですか。

柴田  いろんな人に触ってもらうと、重いってよく言われます。ただ子どもには「ちっちゃ!」と言われることもあります(笑)。

金メダル獲得後、気持ちの変化を経て・・・「やっぱり水泳を教えたい」

坂本雄次さんと柴田亜衣さん

坂本  金メダルを取って、いろんな変化があったと思いますけど、メダルを取る前と、メダルを取った後の7年間を振り返ってみての感想をお聞かせ下さい。

柴田  金メダルを取るまでは、自分のベストタイムを出すことが目標でしたし、満足でした。アテネの年に私は大学4年生でしたが、先輩方は大学を卒業したら就職などで水泳をやめていったので、私もやめようと思っていたんです。でもアテネを終えて、まだ水泳をしたい気持ちがあったので続けることにしました。

坂本  それでいかがでしたか。

柴田  北京オリンピックまでは、楽しいことも苦しいこともあった、本当に濃い4年間でした。いつもは泳ぎ込んで、タイムを見て、自信をつけて試合に臨むタイプだったのですが、北京の2008年だけはあまり調子が上がらず、タイムも出ない日々がずっと続きましたし「結果が求められている」ということも強く意識してしまい、辛かったですね。 それから私は、他の選手のメダルと自分のメダルは違うと思っているんです。 「金メダルを取りたいです、メダルを取りたいです」という気持ちでオリンピックに臨んでいる選手が多いですが、私はオリンピックに出て、決勝に残ってベストを出せればいいって思っていたら、着いたのが一番で取れちゃったっていう感じなんです。自分が金メダリストという自覚が持てなかったんですね。 現役の間の北京までの4年間は、講演をお願いされても「なんで私がそんなことしなきゃいけないんだ」と思ってなかなかできなかったんです。

坂本  なるほどね。

柴田  でも北京も経験して、自分で言うのもおかしいですが、やっぱりオリンピックでメダルを取るということは、誰にでもできることではないんだなとわかりました。 オリンピックに出て、いろんな経験ができた、それを伝えていくって言うのは大事なことなんだとも思って、北京が終わってからは講演なども積極的にやるように変わりました。

坂本  プロフィールを拝見させていただくと、鹿児島の鹿屋体育大学、そして大学院に行かれて、北京オリンピックに出場、その後は現役を引退されて、スポーツメーカーのデサントでお仕事をされていたんですね。

柴田  はい。でも就職してから「何がしたいのかな」と2年間悩んで「やっぱり水泳を教えたい」と思い、この3月に会社を退職しました。この1年の中で一番大きな変化でしたね。

2 「理詰め」よりも、「ほわん」としたスタイルが、“柴田流”

「食べたいものを食べたいだけ食べる」柴田流栄養学(笑)

坂本雄次さん

坂本  私はふだん走って体を動かしていますが、水泳は手で水をかいて前へ進んで、バランスや加速をするためにバタ足をしますよね。先ほどご一緒にプールの中をちょっと歩いただけですが、やっぱり水の抵抗ってすごいですね。
泳ぐと非常に体力が消耗すると思いますが、水泳をやっておられると、食べるのが仕事というくらい、食べますか?
普通ですと朝昼はしっかり食べて、夜はどちらかというと、内蔵、消化器系に負担をかけないように軽めに食事をとると思うのですが。

柴田  ものすごく食べます。

坂本  カロリーで言うと1日どのくらいとるんですか。

柴田  計算したことが一度もないのでわからないです。食べたいものを食べたいだけ食べるのが私の中の栄養学でした(笑)。

坂本  例えば我々が「カレーをください」って頼んだらサラダとドリンクがついてくるぐらいですが、いちばん練習が佳境になって体を使う時って、水泳の選手はカレー何杯分くらい食べますか?

柴田  カレーを大盛りにするぐらいです。

坂本  それでもつの?もたないんじゃないですか?

柴田  大学に入った当時はとても食欲があったので、ファミリーレストランに行くと、一つ定食を頼んで、プラス単品でハンバーグを頼んだりしました。2人分ないと足りなかったですね。焼肉店に行くと、お米が大好きなんで、ご飯ばかりおかわりして、4、5杯食べたりはしていました。

坂本  あたりまえだけどやっぱり多いよね。

柴田  お米が好きなので、カレーもルー少なめでお米をいっぱい入れてほしいんですよ。

坂本  なるほど。米が好きなのね。

柴田  お米の量は他の人よりいっぱい食べていると思います。おかずは人と変わらないと思うんですけど。

坂本  お米の他にアスリートとして、食事をとる時に気をつけてきたことや、これは必ず食べていたなど、気をつけていたことってあるんですか?

柴田  「野菜食べてないな」と思ったら野菜を追加して食べて、「最近牛乳飲んでない」と感じたら牛乳を飲んだり、ほんとに思いつきです。食べたいって思っているものがその時体が欲しているものだって思っていたので。

坂本  なるほどね。意外とずぼら?(笑)

柴田  ずぼらですね。おおざっぱです。食べることについては何も気にしなかったのが却ってよかったのかなと自分では思っています。

坂本  ところで、現役の頃は自炊をしていましたか?

柴田  たまにしていました。今も時々していますが、誰かと食べに行ったりもしています。忙しい毎日なので、自分でよく作るのは豚のしょうが焼やチャンプルーなど、手軽に作れるものです。料理は嫌いではないし、作って食べている時は「あーおいしい!」って思うんですけど、あと片付けが嫌いです(笑)。

坂本  男的な感覚だよね(笑)。

柴田  そうですね(笑)。

トップアスリートの健康管理は「自己責任」

坂本  走ることも水泳も、体を運ぶ作業ですよね。男性も女性も、体を軽くしたい、でもエネルギーはしっかりつけたい。そうすると、二律背反したことをやらなきゃいけない。よく走る世界では、トップアスリートの方がカーボローディング()をやるのですが、それにあたるようなことは水泳の選手はしないんですか。

柴田  私はそういうのを全くやらないところで育ってしまいました。 私の通っていた大学のチームは「練習以外は君たちの責任だよ」という考えでした。

坂本  走る世界もスピード、スタミナ、レースのことを考えて、神経を使ってやっている人もいますが、計算通りにできる人っていうのは実はあんまりいないんです。意外とメンタルが大きな作用をするので、あまりこだわらずに、シリアスにカロリー計算など細かくしないで、その時に食べたいものを食べて、よほど体に悪いことでなければ自分の嗜好のままいく。柴田さんの場合も、何か自分に足りないと気付いた時に足りない部分を補って、理屈にこだわらず、無理をしないことがよかったんですね。お話をうかがってそんな感じがしました。

柴田  そういうタイプですね。

坂本  ルール通りにやって1個コマが外れてしまうと、全体のリカバリーができない人も結構いますからね。 柴田さんのように、ルールをゆるーくしておいた方が、当意即妙、その時の判断で、思い通りにいかなかった時にもうまくフィットしていける自分が作れる、そんな気がします。 食の部分でもそんな感じっていうことだったんですね。

カーボローディング: スポーツなどの場面で、運動エネルギーとなるグリコーゲンを通常より多く体に貯蔵するための運動量の調節及び栄養摂取法である。グリコーゲン・ローディングとも呼ばれる。

瞬発力トレーニングと持久力トレーニング

柴田亜衣さん

坂本  私たちは「水泳の柴田さん」というイメージで見ていますが、水泳以外に、他にスポーツをやることはありますか。

柴田  あまりないです。運動神経がよくないんです。 体育でも、夏しか良い成績を取ったことがないです。特に水泳をやっている時は、他のスポーツを一生懸命やることは避けていました。ケガをしては元も子もないので。 中には、体操の授業に出たり、走っていて足をねんざする人もいました。水泳の選手は体が柔らかいので、足首でぐっと耐えようと思っても、変な方向にも曲がっていって、そのままくじいてしまったりすることもあるんですね。

坂本 サッカーや陸上など陸でやる競技って、基礎トレーニングは腰を中心にして、腰から下を鍛えるために走りますが、水泳の場合は、そういう基礎トレーニングにあたるものは何がありますか?

柴田  走る人たちもいますけど、基本はやっぱり泳ぐことです。あとは下半身だけでなく、上半身のトレーニングにも重点を置きます。基礎トレーニングとして腹筋や背筋をきちんとしますね。

坂本  実は私も30過ぎまでちゃんとした泳ぎができなくて、水泳教室に行ってやらされたのは、ビート板を持ってバタ足をすることでした。そういうことが基本になるんですか。

柴田  そうですね。

坂本  筋トレはやるんですか?

柴田  短距離の人たちはけっこうやります。 私も少しはやっていましたが、他の人たちに比べたら、筋トレとは言えない内容でした。 本当に毎日のように、朝は2時間~2時間半、午後は2時間泳いでいました。また、午後に週に4日間、1時間だけウェートトレーニングをやっていました。やると言っても半分以上は腹筋とか背筋、腕立て伏せで、あとは、週に2回だけ機械を使ったトレーニングをしていました。

坂本  走ることと同じだね。つまり長い距離を走る人と、短距離、瞬発力と、持久力の違いですね。800mは、水泳の中では持久の方に入るっていうことなんですね。

柴田  女子の競技種目では一番長い距離なので。

坂本  だからトレーニングもそういうやり方になるわけですね。今のは勉強になりました。

水泳仲間はかけがえのない存在。ほっとする田舎ののんびり時間。

坂本  3歳頃から泳ぎ始めて、23年間ほど泳いできた中で、水泳を通じて柴田さんが一番得たものって何ですか。

柴田  友人がたくさんできたことが一番うれしかったですね。 徳島や鹿児島の田舎に住んでいて、デサントに就職が決まり東京に出てきました。水泳をしていたおかげで、周りには知っている人がたくさんいたので、心細いというのは全くなかったです。何かあったら話を聞いてくれる友達もいて、かけがえのない存在です。

坂本  友だちの存在は大きいですよね。 東京に来たら街の雰囲気は全然違うし、時間の進み方もめまぐるしく動いていくわけじゃないですか。私は都会が苦手なんですよ(笑)。生まれも茅ケ崎で、海の近くで、この年になるまであの一角から出ていないんです。仕事でやむなく都会に来ますけど、帰ると海があって、小高い山があって緑もいっぱいで川が流れていて、ほっとするんですよね。

柴田  私もそうです。田舎の風景を見ているといいなあと思います。

坂本  社会人として生きていく以上は、仕事に合わせた過ごし方をしていかなきゃいけないけど、気持ちが安心できるところがあった方がいいと思います。 田舎ののんびりした時間の流れも大事にしてもらいたいし、田舎が好きだという話を聞くとちょっとうれしくほっとしました。

2012年・ロンドン五輪の注目選手は?

坂本  来年ロンドンオリンピックがありますが、柴田さんの注目する水泳選手や、期待する選手はいますか。

柴田  鹿屋体育大学の後輩で、日本新記録を出した男子自由形の1500mの選手の宮本陽輔選手ですね。これまでの自由形の1500mの日本記録は15分6秒くらいで、世界記録は14分34秒56(オーストラリアのハケット選手が2001年に出した記録)だったのでかなり差があり、日本チームでは「早く14秒台を出したい!」という声がありました。宮本選手は先日(4月9日)、14分57秒56を出しました。100m泳ぐごとに1秒縮めれば、15秒縮まって化ける可能性もあるので、うまくいけば決勝に残るかもしれません。

坂本雄次さん

坂本  宮本選手の年齢はいくつですか。

柴田  いま大学三年生です。

坂本  それは楽しみですね。

柴田  つかみどころのない、ほわんとしたところがあり、あまり記録のことを言うと意識しちゃうかもしれないのが少し心配(笑)。

坂本  いろいろ話を聞いていると意外と柴田さんもほわんとしてるんじゃないの? 今日話をしていてそんな印象を持ったんですけど。

柴田  そうですか?(笑)

坂本  あんまり理詰めで行くより、物事にこだわらない方が思いがけない何かをやってくれる、そんな気がしますね。

3 これからの夢

「水に入るのは楽しい」と子供たちに伝えたい

坂本  今はデサントをお辞めになって、新しい環境の中で仕事をされていますね。まだ20代じゃないですか。

柴田  はい、まだ20代です。

坂本  柴田さんはまだこれからの人生が長いですが、公の活動でやってみたいなと思っている夢があったら教えてください。

柴田  できるだけたくさんの小学校を回りたいです。 夏になったら必ず水泳の授業はありますよね。すでに泳げる子たちを見るのが嫌というわけではないのですが、水泳を始めたくらいの子たちと一緒に泳いで「水の中に入るのは楽しいんだよ」っていうのを多くの人に知ってもらいたいなあと思いますね。 泳げない子たちは、まず水の中は怖いし嫌いだから、もう絶対泳がないってなるんですけど、まずそこを小学校の時点でなくしてあげたい。中学校高校になると今度は水着になるのがいやだっていう子たちが増えているようです。先輩や後輩には体育の先生になっている人も何人かいますが、「水着になるのがいや」といってプールの授業に出ない子が本当にいっぱいいるそうです。

坂本  いっぱいいる、へぇ。

柴田  水着になるかわりにレポートを出す子もいるそうです。でもあんまり水から離れてほしくないんですよ。水泳は、ちっちゃい頃から年配の方までできるスポーツだと思っているので、もっと広めていきたいですね。

坂本  なるほどね。学校まわりをしたいんですね。よく外国のテレビを見てるとベビーの頃から、理屈はわかんないけど水の中に入れちゃうじゃないですか。ああいう環境があるとずいぶん違うんでしょうね。小さな時から水に親しんでいれば、全然違った力が出てくるような気がするんですよ。

個人的な夢は「お嫁さん!自分の母のような母になりたい」

坂本雄次さんと柴田亜衣さん

坂本  個人的な夢は?

柴田  個人的な将来の夢はいつもお嫁さんといっています(笑)。フフ、29歳が何を言ってるんだという感じですが。

坂本  それはご縁ですからね。これから何人かは候補になる人が出てきますから、 是非がっつりつかまえてください(笑)。

柴田  自分の母のような母親になりたいんです。それは一番の夢です。 毎日練習の送り迎えをしてくれたり、食事を作ってくれたり、ごく普通の母でした。 「ばくだんフライ」という、母の料理があるんです。卵を半分に切って、黄身を取り除き、穴の部分や白身の上に、ひき肉、ニンジン、タマネギ、卵の黄身を混ぜ合わせたミンチ肉を、ボール状にして、衣をつけて揚げたメニューなんですが、思い出に残っていますね。 常に私を陰ながら応援してくれていて、母の方から何かを強要したり、過度に期待をするなどまったくないタイプでした。 私が現在子どもと接する時に感じるのは、子どもは話したくなったら、今日あった出来事を、聞かなくても話してくるということです。そういう時に、たくさんお話を聞いてあげるのがよいと思っていますが、自分の母がそういうスタンスだったんです。 自由にさせてもらいながらちゃんと見てくれているところがよい親子関係だなと思います。

坂本  なるほどね。柴田さんはまだ20代なので、あらゆるジャンルのことで可能性がたくさんありますね。金メダリストとして、他の人は誰でも得ることができない、大きな宝物であり財産をお持ちになってらっしゃる。今までの経験をベースにして、充実した活動も私生活も送ってもらえたらいいなあと思います。指導者としてのお子さんたちとの活動も、いい時間を過ごしてください。 ありがとうござました。

栄養のプロがチェック!

監修:小島美和子
管理栄養士
有限会社クオリティライフサービス代表取締役

ひとり暮らしの簡単クッキング

ひとり暮らしで外食やコンビニ食などが多くなると、栄養バランスが乱れがちです。特にスポーツをしている人は、それがパフォーマンスに大きく影響するので、自分で上手に栄養補給できる方法を身につけましょう。
自炊で一番大事なのは食材選びです。まず、しっかりたんぱく質をとるために、特に肉の選び方がポイントになります。バラやロース、ひき肉など、脂肪の多い肉はたんぱく質が少なく、高カロリーです。牛肉や豚肉のももやヒレ、鶏やささみやむね肉など、低脂肪で高たんぱく質の肉を購入し、1食分ずつ冷凍保存しておくと便利です。外食ではなかなかとれない野菜を補って、ビタミン補給することも大事です。ひとり暮らしでは、たくさんの種類を購入することはできないので、ブロッコリーやかぼちゃ、小松菜など、栄養価の高い緑黄色野菜を選ぶとよいでしょう。
手間のかかる料理ばかりでは、自炊が長続きしないので、簡単な調理法で料理のレパートリーを広げておくとよいでしょう。日本製粉には、「フライパンだけでグラタン」や、「まぶして焼くだけ唐揚げ粉」など手軽なミックス粉があります。このようなものを活用すると便利です。野菜は、最近人気のシリコンスチーマーなど、電子レンジで簡単に加熱調理できる道具を使うと手軽に食べることができます。
手間をかけずに、しっかり栄養素がとれる自炊生活をおすすめします。

チキンと野菜の焼き唐揚げ

1)鶏むね肉(皮なし)を一口大に切る。
2)カボチャ、ブロッコリー、ズッキーニなどの野菜を一口大に切る。
3) 1)と2)に「焼くだけ唐揚げ粉」をまぶす。
4)油を引いたフライパンに3)を並べ、両面に焼き色が付いたらふたをして中まで火を通す。

低脂肪高たんぱく質の鶏むね肉と、ビタミン、ミネラルの豊富な野菜を一緒にとれる簡単で栄養価の高い一品です。

オーマイ まぶして焼くだけからあげ粉 和風しょうゆ味

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坂本雄次プロフィール

坂本雄次さん

1947年神奈川県生まれ。
自身のダイエットのため始めたランニングをきっかけに、当時在籍していた東京電力で陸上部の監督を15年務め、素人の中からフルマラソンを2時間30分で走るランナーを数多く育成する。
1993年にマラソンの各種大会を企画運営する会社「株式会社ランナーズ・ウエルネス」を設立。
日本テレビ 24時間テレビ の「24時間マラソン」、「湘南国際マラソン」などの立ち上げに尽力。間寛平さんのアースマラソンのアドバイザーとしても完走をサポート。

AIMS公認距離測定員
国際スパルタスロン協会日本支部代表
一般社団法人日本ウルトラランナーズ協会(JUA)理事

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