直撃!輝く笑顔の理由!谷川真理のHappyアスリートライフ VOL.8

【直撃!輝く笑顔の理由!谷川真理のHappyアスリートライフ】今回は、走り幅跳びの日本記録保持者、井村久美子さんにお越しいただきました!実は、このコーナー初めての陸上選手のゲストです。瞬発力で勝負する走り幅跳びの力の秘密をさぐります!
【PROFILE】井村久美子 いむらくみこ…小学校から陸上を始める。大学2年時に出場した世界ジュニア選手権では、日本ジュニア記録をマークし銅メダルを獲得。2006年の国際グランプリ陸上大阪大会で6m83cmを記録し、日本記録保持者となる。2008年、結婚を機に退社。拠点を三重県に移し、プロアスリートとしてロンドン五輪出場を狙う。
走り幅跳びの師匠は父!
谷川真理
(以下谷川)

お父さんも幅跳びの選手だったんだよね。最初のきっかけはやっぱりお父さん?
井村久美子
(以下井村)




はい。でも、はじめはハードルの練習から始めたんですよ。父が、家の近くの路地にゴムを5m間隔で張ってハードルを作って、いつも「ここで遊んでなさい」って言われていたんです。それが最初ですね。
谷川






そうだったんだ。私ね、跳躍系の競技の選手がどういうきっかけでその種目を始めるのかって、すごく興味があったの。そうやって体が成長する前の段階から、体のバネを作っていくと基礎ができて、学校に入っても記録が出せるようになるんだね。
井村
最初は遊びだったんですけどね(笑)
谷川
でも、どういうきっかけでハードルから幅跳びになったの?
井村


父も(幅跳びの)選手だったので、「この子はバネがある」と思ったらしいんですよ。それで近所の競技場へ連れて行かれて、まず父が見本を見せてくれたんです。それを見て「すごい!」と思って。すぐにやりたいと思いました。
谷川
そこから小学校6年生で12歳の世界記録。お父さんは喜んだでしょ。
井村


それが、父はその記録をゴールだと思わせたくなかったみたいで「まだこれからだ!」って言われました。だから私も「これで喜んじゃいけない、もっとがんばらなきゃ!」って思っていましたね。
谷川
素晴らしいお父さんだね。
井村
褒めてくれるというより、激励してくれる存在でしたね。
日本記録を出してからの葛藤、ロンドン五輪への決意
谷川

オリンピックは北京が初めてだよね。どんな感じだった?
井村

周りの雰囲気に飲まれてしまって、満足のいく結果ではなかったです。
谷川
他の世界大会とどこが違った?
井村



まずメディアの注目度が違いました。どこへ行ってもいろんな人が応援してくれるので、必要以上に「がんばらなきゃ」って思ってしまったのかもしれませんね。
谷川
ロンドンオリンピックももうすぐだもんね。
井村



本当にそうですね。でも、場数を踏むことでいろんなことが分かると思います。精神的には北京の時よりも大人になったと思うので、あとは体力の維持ですね。
谷川
やっぱり年齢的なところは気にしたりする?
井村


はい。種目の特性上、一瞬の力が重要になるんです。私たちって谷川さんのような長距離系の選手とは違って、本当に一瞬の力が重要になるんです。だから余計に体のキレの具合が良く分かるんですよ。
谷川

なるほど。小さいころから競技をやっていると余計に分かるのかも知れないね。ちなみに、子供のころからずっとやってきて、幅跳びの率直な魅力ってどういうところだと思う?
井村

空中にいる感覚がすごく好きなんですよ。あと、道具を使わずに自分の身体だけで跳べるっていうシンプルさも楽しいですね。
谷川
ロンドンオリンピックの年に31歳。ロンドンに向けての今の気持ちはどう?
井村


日本記録を出してからどんどん欲がでて、色んなものを取り入れていたら、自分のスタイルがない状態になってしまったんです。自分の良いところはどこなのか分からなくなってしまって。何年かもがきながらやってきて、最近ようやくつかめてきました。それを整理してシンプルにやっていけたらと思います。
ハードな練習には四つの栄養素が強い味方!
谷川
試合の前はどうやって体調を整えるの?
井村








幅跳びは速筋(瞬発的に強い力を発揮する筋肉)を使う競技なので、本番で力を最大にできるように、力を溜めていくんです。なので、試合が近づくと練習量が減ってくるので、その分食べる量も減らします。私の場合はずっと食事の量を減らして、試合の前日に一番好きなものを食べるんです。今の季節だとアイスクリームとか、北京オリンピックのときはコンビニでチョコレートを買って食べました(笑)
谷川

甘いものが好きなんだ。逆に試合の後って、マラソンだと体がすぐに筋肉痛になったりするんだけど、体の変化はある?
井村
踏み切り足がパンパンになります。自分の体重の5倍の力がかかるらしいんですよ。
谷川
そうなの!?でも、普段の練習でも同じ感じでやるでしょう?
井村



やっぱり本番って特別なんですよね。本番でしか出せない力が出せる場合があるんです。だから終わった後は足がむくんでしまうんです。だから試合の後はいつも炭酸水を飲むようにしています。無糖の炭酸水にレモンを数滴たらして飲むんですが、次の日すっきりするんですよ。
谷川
今は食事の管理も全部自分でやっているの?
井村


高校時代からひとり暮らしなので、食事はずっと自分で作っているんです。食事を作るときは4つの栄養素(炭水化物、ビタミン・ミネラル、たんぱく質、カルシウム)を3食でバランスよく摂れるように考えてメニューを決めています。
谷川
すごい、ちゃんとやってるんだね。ちなみに疲れたときにおすすめのメニューはある?
井村
よく作るのは黒酢の酢豚です。疲れを感じる時によく食べます。
谷川
料理はご主人も協力してくれるの?
井村
目標を決めるんですよ。この週までに何キロにする、とか。
谷川
今は、全部自分で管理しているんでしょう?
井村

全然(笑)でも、そのほうがいいんです。台所を自分の部屋のように使いたいので。料理も、本をまねしているだけではつまらなくて、創作料理を作ったりとか。
谷川
ご主人はいろんなものを食べられていいよね。
井村
たまに「あまりおいしくない」って言われますけどね(笑)
のぞき見!アスリートの食卓
POINT「一手間の工夫が光るオリジナルごはん」
【朝】バケットとトマト/バケットにバターとオリーブオイルを半分ずつつけて、きざんだトマトをのせています 【昼】ガーリックの香ばしいペペロンチーノ/練習の後は炭水化物系が多いですね。今アボガドにはまっていて、よく料理に使っています 【夜】ネギトロとヤマイモの丼/もともと魚が大好きなんです。最近はネギトロにヤマイモをプラスしたネギトロ丼がお気に入りです アスリートeyes

監修:柏原幸代 かしわばら ゆきよ
管理栄養士・食ライフデザイン株式会社 代表取締役
健康・食育マスター講座「食育の答」 主催

【瞬発力アップに効果的な食事】

筋繊維は大きく分けて2種類あり、持久力を発揮する遅筋と、瞬発力を発揮する速筋に分けられます。パフォーマンスを左右するのは筋肉の量と質です。同じ体重なら体脂肪が少なく筋量が多い方がパワーを発揮します。筋肉の材料は、なんといってもたんぱく質。そしてたんぱく質を効率よく利用するためには、ビタミンB群が必要です。中でも特にビタミンB6が重要な役割を果たしています。
◆たんぱく質の豊富な食材
赤身の牛肉、鶏肉、魚類、豆腐や納豆などの大豆食品、卵など。
◆ビタミンB6が豊富な食材
レバー類、まぐろ、かつお、さんまなどの魚類、精製度の低い穀物、鶏肉、きな粉、納豆、
ピスタチオ、ごま、カボチャ、アボカド、など。

ペペロンチーノに欠かせないとうがらしにも、ビタミンB6が含まれています。さらに、にんにくもビタミンB6が含まれる食材ですので、非常に相性の良いメニューですね。

アスリートにとって必要な1日のたんぱく質量の目安は、体重1kgあたり1.5~2g。体重70kgの場合、105~140gにもなります。食事だけでは量が摂りきれない時はプロテインやアミノ酸のサプリメントなどを上手に利用することも有効です。ただし、一度に大量摂取しても消化吸収しきれないため、1食あたりのたんぱく質摂取量は30~50g程度にしましょう。

※サプリメントによるプロテインの過剰摂取は、腎臓や肝臓に負担をかけ障害を起こすことがあります。食事から摂取する量も含めて摂取量をコントロールし、一度に大量摂取しないようにしてください。


オーマイ 生風味ペペロンチーノソース(2食入)

ビタミンB6を含む食材を摂取できるペペロンチーノ。たんぱく質と組み合わせたメニューで、質の良い筋肉をつくりましょう。

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