直撃!輝く笑顔の理由!谷川真理のHappyアスリートライフ VOL.7

【直撃!輝く笑顔の理由!谷川真理のHappyアスリートライフ】レスリング一家で育ち、自らも選手として活躍、2009年からアスリートとしての活動と主婦業を両立させている山本聖子選手。今回は山本選手の所属するYSAへ伺い、そのルーツを探ります!
【PROFILE】山本聖子 やまもとせいこ…父の山本郁榮、姉・美憂、兄・徳郁の影響でよりレスリングを始める。2006年7月、結婚のため現役を引退。出産後の2009年、現役復帰を果たし、3年ぶりの復帰戦となったポーランド・オープン女子59kg級に出場。4試合を勝ち抜き、優勝を果たした。2009年の全日本選手権より63kg級に正式に転級。
アスリート一家の教育方針は?
谷川真理
(以下谷川)


お父様もご兄姉もアスリートだから、すごくたくさんの影響を受けていると思うけど、いつごろからレスリングをはじめたの?
山本聖子
(以下山本)




3歳くらいです。姉と兄が先にレスリングを始めていたので、一緒に道場について行っていたんですが、そのうちに見ているだけではつまらなくなってしまって。「私もやりたい!」って言ったのが始まりだったと思います。
谷川

ご家族にいちばん強く影響を受けたと思うところはある?
山本


6つ年上の姉が、私が小学生の時に東京の世界選手権で優勝したんですよ。初めて世界選手権を見たのがその時だったので、すごく印象に残っていますし「自分もいつかはこうなりたい!」って思いました。
谷川

身近にそういうお手本になる人がいるって、すごく恵まれた環境だもんね。ちなみに、他のスポーツをやりたいとは全く思わなかったの?
山本



実は、子供のころには他のスポーツもやらせてもらっていたんですよ。でも、家族がひとつになってやっているのはやっぱりレスリングで、家族の生活の流れの一部でいちばん近いスポーツでした。だからこそ続けられているんだと思います。
谷川
他にはどんな競技をやっていたの?
山本



小学生の頃はテニスや水泳、柔道をやっていました。中学時代はゴルフもやりましたね。やっぱり、いろいろ挑戦してみて、その中から好きな競技を選んだほうが続くし、強くなるのかなと思います。無理に押し付けても伸びるとは限らないんですよね。自分の子供もそうやって育てています。
アスリートとして。母として。
谷川


結婚を期に一度引退されて、出産して復帰しているじゃない?復帰のきっかけって何だったの?
山本






当然ですけど、引退する時はまさか復帰するなんて思っていませんでした(笑)でも2008年の北京オリンピックで、ラジオの解説として現地に行かせていただく機会があったんです。そこで初めてオリンピックを生で見て「また戻りたい!」って強く思ったんですよ。それが復帰のきっかけですね。
谷川
復帰してから、55キロ級から63キロ級に転級したよね。
山本



はい。やっぱりパワーが全然違いますね。でも、子育てをしながら競技をやっていると、減量の時間がどうしてもとれなくて、それで上の階級にしたんですよ。
谷川
55キロ級だとやっぱり減量はきついの?
山本


その時はまだ独身だったので、自分のペースで自己管理して、自分のことだけしっかりやっていればよかったので、まだなんとかやっていけたんですよね。でも、主婦もやりながら減量だとさすがに厳しくて…。
谷川
そうだよね。競技生活との両立だけでも大変そうだもんね。
山本

確かに時間はないです(笑)。でも、自分の生活を振り返った時に、忙しいのは確かなんですが、大変ではないですよ。
谷川
専業主婦時代も、全く復帰は考えていなかったの?
山本


全く(笑)やっぱり練習も厳しいですし…。でも、後悔しない生き方をしようと思っているんですよ。やりたいと思ったら、我慢したり抑えたりしない。だから戻ってきたんだと思います。
谷川

引退するとしたら、後悔がない状態で辞めるのがいちばんいいよね。三年間主婦っていう期間があったからこそ、今競技に集中できているのかもね。
山本
独身だったら復帰していないかもしれないですね(笑)
谷川
でも、復帰したからにはやっぱりオリンピックを目指すの?
山本

そうですね、それがないと、戻ってきた意味がないと思うので、がんばりたいと思います。
体づくりの必殺技は
谷川
食事部分で気を使っていることはある?
山本





野菜を多く摂らないと体にキレがなくなってくるんですよ。今までにいろいろな食事を試して、自分に合っているものを探していたんです。肉系にしてみたり、野菜をスープで摂ってメインだけ肉にしてみたり。そのうちに、野菜を多めにすると体の調子がいいということに気付きました。
谷川

お肉をたくさん食べていた時期、体は今と比べてどうだった?
山本


やっぱり大きくなりますよね。私の場合、一旦大きくなってからだんだん絞っていったので、段階的にはよかったのかなと思います。
谷川
どうやって絞っていったの?
山本

試合に向けて鍋中心の食事にするんですよ。野菜も自然にたくさん摂れるので、私にはすごく合っていると思います。
谷川
減量していた時期は、一回でどのくらい絞ってたの?
山本
4~5キロですね。2週間くらいかけて落とします。
谷川
えっ!2週間で!?どうやって落とすの?
山本

練習の後半はトレーナーを着てトレーニングして、汗をひたすら出します。食事だと、夜ご飯は全部鍋にして、炭水化物を抜いたり、っていう工夫をしていました。
谷川
すごい!精神力が強くないとできないよね。
山本
目標を決めるんですよ。この週までに何キロにする、とか。
谷川
今は、全部自分で管理しているんでしょう?
山本

もちろんそうです。試合の時は姉が手伝ってくれたりもするんですが、普段は私しかいないので…。
谷川

そうだよね。お子さんもまだ二歳だもんね。両立しているのは本当にすごいことだと思う。ご主人やお子さんは競技を続けるにあたってどういう存在?
山本

支えです。やっぱりいちばん大切なものだし、それはレスリングに復帰していてもしていなくても変わらないことですね。
のぞき見!アスリートの食卓
POINT「野菜をたくさん摂れる鍋料理で、ヘルシーに!」
【朝】こだわりのご飯と卵料理/ご飯はお鍋で炊きます。均等に圧力がかかるのでおいしくたけるんですよ【昼】冷蔵庫の食材で作ったお弁当/主人と子供の分も一緒にまとめて作ります。肉や野菜の炒め物など、簡単なものが多いです【夜】野菜たっぷりの鍋/味噌味やトマト味など、味付けはいろいろです。だしとポン酢であっさり食べるのもいいですねアスリートeyes

監修:柏原幸代 かしわばら ゆきよ
管理栄養士・食ライフデザイン株式会社代表取締役
健康・食育マスター講座「食育の答」主催

【ウエイトコントロールのコツ】

アスリートのコンディション管理の一つとしてウエイトコントロールは重要な要素です。ウエイトで階級の決まる競技の場合は特に大切ですね。減量といっても単純に食事量を減らしたりカロリー制限をするのは、パフォーマンスを落とすうえ、故障のリスクも高まり逆効果。身体を動かすためのエネルギー源を確保し、筋肉や骨量を減らさないために【高たんぱく・低脂肪】の食事がおすすめです。

<減量期の食事は、『量』を減らすより、『質』を変えましょう!>

摂取したカロリーを効率よくエネルギーに変え、たんぱく質をしっかりと利用するために、ミネラルやビタミンもしっかりと摂りましょう。また、激しい練習は体内に活性酸素を発生させます。野菜を摂って抗酸化力のある栄養素(ビタミンC、E、β-カロチンなど)で体内の酸化を防ぎましょう。鍋料理は、肉や魚介類にたっぷりと野菜を組み合わせて美味しく食べられるので、おすすめのメニューです。ミネラルの豊富な緑黄色野菜と貝類、低脂肪の鶏肉(ささみがおすすめ)、植物性たんぱく質の豊富な木綿豆腐を上手に利用するといいですね。


鍋・スープ料理は効率よく野菜をたくさん摂れる万能料理ですが、手軽に野菜を摂取できるサラダもお忘れなく。献立の「あと一品」で栄養バランスを整えましょう。

サラダドレッシングサラダドレッシング

バックナンバー

もっと見る

TOPへ戻る